2012年 09月 23日
Portraits of the professor
この数カ月、大学教授のプロフェッショナル・プロフィールを撮影する機会を何度か頂いた。
最初にお写真の先生から撮影のお話をいただいた時に、この世の中には星の数ほどのフォトグラファーがいるにも関わらず、私に撮影の機会を与えて下さった事に感謝した。さらに、私が恵まれていると感じたのは、輝かしい実績をお持ちの研究者というだけではなく、お人柄も素晴らしい先生でしたので、和気あいあいと撮影させて頂けた事だ。
今回の撮影前と最中に、大講義室・小教室での講義だけではなく、ファカルティ・オフィスでのゼミにも伺い指導している様子も写した。その時に、その場にいた何人かの学生や院生達に、『先生はどんなお方ですか?』と、各自が抱いている先生のイメージを尋ねると、おのおのの表現は違うが、前述の私と同じように、お人柄の良さを称える言葉が返ってきた。
それ故、撮影の後半は研究者のポートレートにありがちな『聖人君子』然としたお姿ではなく、優れた知性に裏打ちされた優しくて、包容力のあるお姿を撮るのに専心した。
ちなみに撮影の前半では、先生のご専門とは違うが『詠雪之才』のイメージで撮影させて頂いた。そのお写真はこちらでは紹介しませんが、必ずどこかで、ご覧いただけるでしょう。
春慶
by SHUNCAY
| 2012-09-23 03:28
| Professional