2012年 02月 26日
多摩のおさるさん
ツイで公言したとおり、今日はおさるさんの再撮影に出向いた。と言っても前回の上野のさる山ではなく、多摩のさる山。今日の東京も本当に寒かったが、多摩動物園の冬の風物詩「さる団子」は、これくらい寒くないとお目に掛かれない。
上野のおさるさんと、多摩のおさるさんは同じ「ニホンザル」だが、出身地が違うため寒さに対する耐性も違うようだ。ボランティアの方曰く、多摩は都心と比べ寒さが厳しいのも加わっているのではないかと、、、20年以上も多摩地区に住んだ私はその話に大いに納得。
また、上野のおさるさんは毛並みが良くて、フサフサでツヤツヤしているが、多摩にはスカルプケアと増毛が必要と思われるおさるさん達が何匹かいる
それと、一番の違いを感じたのは彼らの行動だ。上野では独立性が高く、集団行動を嫌う傾向があるのに対し、多摩は「さる団子」に代表されるように、さるの結束力とか、さる社会の掟を強く感じた。
さる団子をずっと撮影していたので、おさるさん達も私にカメラ目線を送ってくれるようになった。だから、ちょっと記念写真ぽく撮ってみようとしていたら、急に前を横切ってきた無法猿がいた。
『アッ、何だあいつ!?』 『ちょっと、今、写真を撮ってもらうところだったのよ!なんで前を横切るのよ!!』と言わんばかりの冷たい視線。
『ええっと、先ほどは失礼しました。』モミ手で謝る無法猿。 『そうよ、気を付けてよネ!』と注意を促すうるさ型の猿。
さる山は、なんだか人間社会の縮図のようだ。そうか、だから抜け毛も激しいのだろう!
春慶
ずっと粘って撮影していたので、おさるさんもカメラを意識しまくり
by SHUNCAY
| 2012-02-26 23:39
| Animal